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藤原幸一「南極・北極─地球の声が聞こえますか?」
2015年3月12日(木)〜2015年7月7日(火)

南極を初めて訪れて、はや20年。今まで南極圏を14回訪れ、南極基地に2度、滞在してきました。南極の風景はこの20年間で、ずいぶん変わってしまいました。地球温暖化によって氷が溶け、土の地表面積が広がっています。それにともなって、コケ植物や地衣類、種子植物が異常に繁殖するようになってきて、夏にゴルフ場と見間違えてしまう風景に出会うようになってしまいました。過去50年間の南極年平均気温が、場所によって2.5~3.0度も上昇しています。いままで知られていなかった病気が、ペンギンで発見されたりもしています。南極と同じように、北極も地球温暖化の影響によって、北極海に広がる海氷の面積が急速に縮小し、シロクマやアザラシの絶滅が心配されています。
環境問題は南極や北極だけではなく、地球上いたるところで起きています。人間による地球温暖化や原生林、サンゴ礁の破壊によって、野生生物の存在が脅かされているのです。1900年ごろは1年に1種ほどが絶滅していましたが、現在は、毎年約4万種が絶滅していると見られています。
 
藤原幸一(ふじわら・こういち)

生物ジャーナリスト。ネイチャーズ・プラネット代表。ガラパゴス自然保護基金(GCFJ)代表。学習院女子大学非常勤講師。秋田県生まれ。日本とオーストラリアの大学・大学院で生物学を専攻し、グレート・バリアー・リーフにあるリザード・アイランド海洋研究所で研究生活を送る。その後、野生生物の生態や環境問題に視点をおいた生物ジャーナリストとして世界中を訪れている。
著書は『南極がこわれる』『マダガスカルがこわれる』(平成22年厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財)(ポプラ社)、『地球の声がきこえる』『PENGUINS』(講談社)など多数。

NATURE’s PLANET http://www.natures-planet.com/



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